Re:_1-3_心の苦虫

> 私のクラスではいじめが行われている。
> 誰も止めない、
> 止める勇気を持っている者は誰もいない。
>
> こんなことを言っている私だって、
> 立派な傍観者であり、
> いじめを行っている一人なのである。
>
> あぁ、なんと無常なことか。
> 自分が可愛い。
> いじめられているあの子は可哀想。
>
> そうは思うが、
> 毎日穏便に生き抜くことで精一杯なのだ。
>
> いじめられたくない、
> その気持ちしか私にはないのだ。
> 可哀想とは思うけど、
> 同時に、
> 馬鹿なやつとも思う。
>
> きっかけは些細な事だった。
> あの時、
> もっとうまくやれていれば、
> あの子はいじめられることなんてなかった。
>
> 選択を間違ったのだ。
>
> まるで、
> ルーレット。
>
> 明日は我が身と、
> 嫌でもわかる。
>
> 昔、選択を間違ったことがあり、
> 私もいじめられたことがあった。
>
> 幸い、ターゲットはすぐに変わったが、
> とても辛く、
> すぐさま、
> スクールカウンセラーの先生に相談した。
>
> その時もらった飴玉を、
> 私は忘れられない。
>
> 大切な思い出だ。
>
> 私も誰かを救いたい、
> いや、
> 助けたい?
> もっと、簡単。
>
> 誰かの拠り所にでもなれたら嬉しいなと思った。
>
> でも、
> そんなことできるのだろうか?
>
> カウンセラーになるのが、
> 私の夢になった。
>
> でも、
> 今現在、
> いじめられている子を無視しているのに、
> そんな夢、
> 叶えていいのだろうか?
>
> 私は、卑怯者かもしれないと思うと、
> 口の中に、
> 苦みが広がった。

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