Re: 日曜昼下がりのお茶会
> 相談をしたら
> 彼女はあっけからんと笑って言った。
>
> 「人それぞれでいいじゃん。」
>
> 私は厳しすぎるのだろうか?
> 自分の価値観を押し付けすぎているのだろうか?
>
> 「でもさ、坂上さんたらひどいと思わない?」
>
> 彼女とは毎週日曜日の昼下がりにお茶をする仲である。
> 毎回私はこの週に起こった出来事を彼女に話すのである。
>
> 彼女はいつも不満を漏らさず聞いてくれる。
>
> 「そうそう、田村さんもね、こんなこと言ってたのよ。」
>
> 私の口からは堰を切ったように、
> 言葉があふれ出す。
>
> 「ねぇ、山本さんの話知ってる?」
>
> 信ぴょう性なんてどうでもいいのだ。
> 嫌な事、むかついたこと、
> 噂話、
> 自分のことではない、
> 他人について、
> 私は彼女に話して聞かせる。
>
> 彼女は、私のカウンセラーだった。
> 人の目が気になるあまり、
> 自分のことをそっちのけにしてしまう私は、
> 数年前、彼女と出会い、
> こうして週1でカウンセリングしてもらっている。
>
> 「はい。では、川本さんについて教えてください。」
>
> この一言で、
> 私ははっと我にかえる。
>
> 「私、ですか…?」
>
> 「ええ。」
>
> 「特に、何も。」
>
> 「今週は何をしていましたか?」
>
> 私は私自身に興味を持たないといけない。
>
> だから先生は魔法の言葉を私に囁く。
>
>
> 「人それぞれでいいじゃないですか。」と。
> 彼女はあっけからんと笑って言った。
>
> 「人それぞれでいいじゃん。」
>
> 私は厳しすぎるのだろうか?
> 自分の価値観を押し付けすぎているのだろうか?
>
> 「でもさ、坂上さんたらひどいと思わない?」
>
> 彼女とは毎週日曜日の昼下がりにお茶をする仲である。
> 毎回私はこの週に起こった出来事を彼女に話すのである。
>
> 彼女はいつも不満を漏らさず聞いてくれる。
>
> 「そうそう、田村さんもね、こんなこと言ってたのよ。」
>
> 私の口からは堰を切ったように、
> 言葉があふれ出す。
>
> 「ねぇ、山本さんの話知ってる?」
>
> 信ぴょう性なんてどうでもいいのだ。
> 嫌な事、むかついたこと、
> 噂話、
> 自分のことではない、
> 他人について、
> 私は彼女に話して聞かせる。
>
> 彼女は、私のカウンセラーだった。
> 人の目が気になるあまり、
> 自分のことをそっちのけにしてしまう私は、
> 数年前、彼女と出会い、
> こうして週1でカウンセリングしてもらっている。
>
> 「はい。では、川本さんについて教えてください。」
>
> この一言で、
> 私ははっと我にかえる。
>
> 「私、ですか…?」
>
> 「ええ。」
>
> 「特に、何も。」
>
> 「今週は何をしていましたか?」
>
> 私は私自身に興味を持たないといけない。
>
> だから先生は魔法の言葉を私に囁く。
>
>
> 「人それぞれでいいじゃないですか。」と。
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